【個体購入】秋田杉 ウッドプレート KACOMI (カコミ) 1尺2寸 360mm

2001-kac-360

12,980円(税込)

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KACOMI 秋田杉のウッドプレート

|日常が似合う大きなお皿
|一器多用なKACOMI


「一器多用」ひとつの器を決まりなく何通りにも使うという日本古来の考え方があります。たまにやってくる自分の中の好みのブレとか、生活の変化が訪れて使う食器が変化したり入れ替わることもあり、それでも残ってくれた食器を大事にしながら日常で使いまわす。それを何度か繰りかえすうちに、シンプルなのに存在感があって日々の中で場面も料理も選ばず長く使える丈夫な食器を選ぶようになっていくような気がします。
KACOMIの大きな器にそれを感じるのは、誰かに振る舞うスペシャルな料理やホームパーティーで使う不可欠な大皿というよりも、「たくさん作っちゃった」「これものせちゃおう」といった感じで毎日の食卓で気軽に囲むことがもっと似あう大皿だと思うから。日常のなかで「一緒に食べるとおいしいね」を気軽に楽しめることが、いまの時代にも難しくあってほしくないと思うのです。

KACOMI 秋田杉のウッドプレート

|この軽さ、知ってますか?
|古くから知られる秋田杉の良さ


KACOMIは樹齢60年の秋田杉から作られています。表面にも裏面にも木目が流れているのですが、寒さ厳しい秋田で泳ぐように伸びやかに育ってきたのに、自然が生んだ木目がこんなに揃っていることが面白く不思議です。
日本人だとなじみのある杉ですが、意外にも杉から作られたものに出会えることはそんなに多くない気がします。思い浮かぶのは秋田の「曲げわっぱ」の弁当箱。ご飯をおいしく保つ吸湿性や抗菌性と、軽さや肌触りの良さから親しまれてきました。KACOMIも同じ秋田杉で食器にもってこいの木材なのですね。触らなくてもわかる、木質の柔らかさと木の温かみ。触れば端まで滑らかで、手作業でていねいに削られたことがわかりますし、近づけば淡い杉の香りも感じられます。持ち上げてみるとフリスビーのように飛ばせそうで杉の軽さを実感します。大皿は軽いものではないと思い込んできたからか、たっぷり盛りつけてテーブルまで片手でも運べたときに「軽い!」と驚きました。洗うときや出し入れするときも「軽い」というのは毎日のルーティーンに重要なことなのだと気づかされます。

KACOMI 秋田杉のウッドプレート

|木皿だけどガラスにも陶器にもなる
|KACOMIが「使いやすい」理由


木皿の弱点って何だと思いますか?水分を吸いやすくカビやすい、油物はダメとか、洗剤が使えないとかお手入れが少し面倒、料理を選ぶし匂いもつきやすい、といったところだと思います。こういうウィークな部分があると一気に一器多用からは遠のくわけですが、KACOMIは『ガラス塗装』されることでそれを全部解決してくれています。このガラス塗装の技法は、ガラスを常温で溶かし全体に染み込ませることで水分が染み込まない仕組み。なので汁物も油物も可能です。氷水そうめんもスープパスタも、唐揚げも餃子もエビチリもOKですよ。食後30分程度のつけ置きも問題ないのですが、そもそもつけ置きしなくても中性洗剤が使えるうえ、洗うときに汚れがするする落ちて水切れもあっという間。ガラス塗装のおかげで立てかけておくだけで乾いてしまいます。ちなみに塗るのではなく染み込ませているので塗装が剥がれる心配もないのです。まさにガラスのいいところ取り。秋田杉の良さや表情がそのままなのも、無味無臭のガラス塗装だから実現できたことですね。

木皿の良さも生かしていきたいところです。焼きたてパンの水蒸気や余熱を吸収し、美味しく食べることができますし、熱伝導率が極端に低いから熱々の中華せいろを乗せてみるのもありです。使い込むほどに飴色になっていく木ならではの色の変化もお楽しみに。ちなみに使っていないときのおすすめは立てかけて飾ること。乾いたあとに片付けなくて良いですし、美しい木目をキッチンでいつでも眺められます!

KACOMI 秋田杉のウッドプレート

気が利いているサイズ感
使い方は人それぞれ


サイズが豊富なKACOMIシリーズですが、特に33cmや36cmは大きすぎずとても気が利いているサイズと言えます。別のおかずも一緒にのせたいとき、思ったよりたくさん作りすぎたとき。意外と多いそんなシーンにこれくらい大きな皿ってとっても使えますね。正円で角がないからどこにでも乗せられて、バランスもとっても取りやすい。ちなみに端には少しのリムがありますので汁物も溢れにくく、ちょうど良い余白も生まれて料理の見栄えもいいように思います。この大きさがあると運ぶときのお盆として使うなんてこともできちゃいます。

KACOMI 秋田杉のウッドプレート

おすすめの33cmと36cm。たった3cmですが、よく作るメニューやボリュームは人それぞれですし、どちらが自分の料理のスタイルに合うのか悩ましいところです。33cmは1人用としてもお使いいただけますし、2人前ワンプレートにもちょうどいい収まり具合です。大きいんだけれど大きすぎない、このサイズは何かと使いまわしやすいですね。大きすぎても持て余しそう、なんていう方には33cmをおすすめします。反対に36cmはたっぷり2人前分ワンプレートでも余白が活かせるダイナミックなサイズ。ドーンと出したい大皿料理やビュッフェスタイルのおかずの盛り付けにも最適なので、大皿らしくインパクトを演出するなら36cmがおすすめです。わずかなな大きさの違いが選べる大皿って、実はとても貴重ではないかと思っています。選ぶのに悩むけれど、ずっと続く食生活と共に、ずっと使える大きな一枚です。楽しく選んで自由に使ってください。

KACOMI 秋田杉のウッドプレート

合わせて使いやすい、可愛らしい15cmの小皿もご用意があります。取り皿としてはもちろん、デザート皿としてもぴったり。大皿に直接重ねて、仕切りの代わりに使うなんていうのもいかがでしょうか。小皿は大皿よりも面積が狭い分、切り抜かれた部分によって木目の幅や波打ち方、木肌の黄味や茶色味といった色彩の違いや濃淡の濃さなど、チャームポイントが一枚一枚大きく異なるところが魅力的です。15cmの世界に個性が爆発している小皿ですが、大皿と一緒に使うときには同じ木材の統一感がグッと出て、料理を引き立たせる名脇役となってくれます。


KACOMIを使うとき、献立のひらめきとかアイディアが湧いてきてそれを作る、というよりもなんとなく今日も使おう、と思うことが多いような気がします。特別より日常で使っているからなのだと思います。たまに厳重に扱うよりも、ほどほど大事に長く。それぞれの家庭で、それぞれの幅で、一器“多様“な使い方で。気軽に楽しんでいただける器です。

ガラス塗装について
ガラスを常温で液体にしたものを木に染み込ませて強化させ、汚れや傷をつきにくくしたコーティング。ガラスだから無色無臭なので、見た目は無塗装と同様の状態を保てます。
また塗装ではないため、調湿効果など木の効能や香りもそのまま楽しめます。薄くなったり剥げてしまう心配もありません。中性洗剤の使用も可能であり、近年注目される塗装技法です。



佐藤友亮
佐藤友亮/佐藤木材容器(Tomoaki Sato/秋田)

昭和40年創業の佐藤木材容器は、生まれ育った「五城目」の山から頂く木材で「人と人をつなげる食」を、大切に確実に届けるための「容器」をつくってきました。
その思いは今も変わらず受け継がれ、同じ「秋田杉」でもひとつひとつ異なる「木の性格」を読み取り、ひとつひとつを丁寧な手作業で仕上げています。

■商品名
KACOMI (カコミ) 1尺2寸 360mm

■サイズ 約
直径36cm×高さ3.4cm
重さ:約480g
※ひとつひとつ手づくりですので個体差があります。

■素材
秋田杉
※食器洗浄機、電子レンジ、オーブン、冷凍庫使用不可

■生産地
秋田県 五城目

KAKCOMIとの上手なつきあい方

・日常でのメンテナンスは必要ありません。
・ガラス塗料が染み込んでいますので水にも強い仕上げですが、水に長くは浸けず、ご使用後はお湯、水のどちらかで洗ってください。中性洗剤も使えます。すすいだ後は水道水の中に含まれるカルキの成分がこびりつかないようにタオルで余分な水分を拭き取りましょう。
・漂白剤などのアルカリ性成分が付着すると杉と反応し、黒ずむ恐れがあります。
・タワシ、みがき粉、機械での食器洗いや乾燥機等の使用は避けてください。
・直射日光等の紫外線に長時間さらしておくことや、著しい温度・湿度の高い状況下におくことは避けてください。変形・変色・かびが生じることがあります。
・落としたり、強い衝撃を加えると、傷がついたり、割れることがあります。
・色素の強い食材を盛りますと、稀に色が移る場合がありますのでご注意ください。

Q. 落として欠けたり、ヒビが入った場合は、修理は可能でしょうか?
A. 佐藤容器木材にて修理できます(送料別で一枚500円)
Q. 万が一の色移りや汚れついてしまった場合はどうでしょう?
A. 佐藤木材容器にて研磨、再塗装が可能です。(経年による色素沈着は除く)


■サイズ違いはこちら
KACOMI 5寸
5寸 150mm
KACOMI 1尺1寸
1尺1寸 330mm
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