スウェーデンを思いながらりんごのロールケーキを作ってみます - 実践編

スウェーデンを思いながらりんごのロールケーキを作ってみます - 実践編

先日グニラさんのお宅でのFIKAの際に出していただいた「りんごのロールケーキ」。

さっそく自分たちでも作ってみたくて、今日はその実践編です。


この日の少し前にストックホルムへ行って来たスタッフの土産話を聞きながら、アップルFIKAを楽しみたいと思います。

新商品のリサ・ラーソンの猫の形のクッキー型もどうしても使ってみたくて、一緒にクッキーも焼いてみます!

 

まずはリサ・ラーソンのクッキー型でクッキーを焼きます

 




クッキーの生地は、クッキー作りが得意なスタッフが事前に自宅で用意して来てくれたものを使わせてもらうことにします。

シルエットだけでリサ・ラーソンの猫(フェリックスとマイキー)だと分かる愛らしい形のクッキー型に、焼きあがる前からスタッフみんなのテンションは上がります。


生地を伸ばして型で抜いていきます。
結構大きめサイズの型なので、一枚でも食べごたえのあるクッキーになりそうです。



焼く前の状態で、もうすでに可愛い。



何匹も量産して、並んだ姿もまた可愛い。



200度で予熱しておいたオーブンで様子を見ながら10~15分くらい焼きます。行ってらっしゃい!



オーブンの中で色づき始めたマイキー



さあ焼き上がりました!ちょっと焼きすぎたかな?
でもこんがりした姿もまた可愛くて、そのうえ香ばしく甘い良い香り!


 


グニラさんに教わったりんごのロールケーキを作っていきましょう

 

クッキーたちにはしばらく休んでいていただいて、お次はメインのりんごのロールケーキに取りかかります。

 



まずはスポンジ生地の準備です。


1. 卵を常温に戻し、薄力粉はふるい、オーブンを180度で予熱しておきます


2. ボウルで卵を均一な黄色になる程度まで混ぜてから、3回に分けて砂糖を加えながら、落ちた生地の形がとどまるぐらいになるまで泡立てます




3. 薄力粉をもう一度ふるいながら加えて、手早く切るようにして混ぜ合わせます



4. 別のボウルにバターと牛乳を入れ湯煎で溶かし、3のボウルに回し入れ、今一度手早く切るように混ぜ合わせます




5. クッキングシートを敷いた天板に生地を流し入れて平らにならし、台の上で天板の底を数回叩いて生地の中の空気を抜きます



6. 180度に予熱したオーブンで10分程度、さあ行ってらっしゃい!


 


さて今度はスポンジ生地を焼いている間にりんごのフィリングの準備を始めます。


7. りんごの皮をむき、適当な大きさに切ります(ロールケーキの上に載せる分は皮付きのまま取り分けておく)



8. フィリングに使う分のりんごをフードプロセッサーで荒みじん程度にします



9. 鍋に移し、レモン汁と砂糖を加え、弱火で形は残しつつも柔らかくなるまで煮たら、火を止めて冷ましておきます



 

 

さあスポンジ生地が焼き上がりました。


ちょっとふっくら感に欠けるようだけど、それでも綺麗なシート状に焼き上がりました。

スポンジとりんごのフィリングからそれぞれ粗熱が取れたら、緊張のロール作業に進みます。



10. 新しいクッキングシートを広げ、その上にスポンジ生地を置き、内側にホイップクリームとりんごのフィリングを塗り広げます




グニラさんの出してくれたロールケーキには、内側にはホイップクリームは入っていなかったのだけれど、今回は生地が薄めに焼き上がったこともあり、ボリューム感を増すために内側にもクリームを入れることにしました。

 

11. 下に敷いたクッキングシートをうまく使って巻き上げます





緊張したけれど、なんとかうまくいきました!

 

12. 巻き上がったロールケーキの上にココナッツフレークとホイップクリームを載せ、その上にりんごのスライスとミントの葉を添えたら、いよいよFIKAのテーブルに出す準備が整います



スタッフがストックホルムのスーパーマーケットで見つけたココナッツフレークをこの日のために買って来てくれました。現地のものを使えて気分も上がります。スウェーデンフレーバー!





なんとも幸せなビジュアルが嬉しい!

 

さあ!りんごのロールケーキでFIKAを始めましょう!


さっき焼いたリサ・ラーソンの猫型クッキーたちにもテーブルに並んでもらいましょう!




クッキングシートに付いた跡も、すぐには捨てられない可愛らしさ!



テーブルの真ん中にりんごのロールケーキを置いて、リサ・ラーソンの猫のオブジェたちにも参加してもらって、さあさあFIKAを始めましょう!



人数分に切り分けます。これまた緊張の瞬間です。うまく切れるかな。



上手に切ることができました!思わず笑顔がこぼれちゃいます。



スポンジがだいぶ薄くなってしまったけれど、厚手のクレープだと思えば、これはこれで十分美味しい!(ポジティブマインドで!)


もしかしたら生地を混ぜすぎてしまったかもしれないのと、レシピのわりにオーブンの天板が大きかったのかなあと思います。
ふっくら焼きたければ、次に作る時にはもう少し分量の改良が必要かもしれません。





クッキーのマイキーも、僕にも分けておくれ、とお皿によじ登って来ます。

 

欲張ってクッキーもロールケーキも、とてんやわんやの作業工程でしたが、スタッフみんなで盛り上がりながら作るのは、それ自体とても楽しかった。


ストックホルムからのお土産のりんごの紅茶をいただきながら、秋のスウェーデンの素敵な土産話にときめいて、楽しく美味しいFIKAの時間はあっという間に過ぎてしまうのでした。



スタッフのストックホルムからの戦利品の色々。中央にりんごのジャムもあります。
ちょっと味見させてもらったけれど、ほんのり酸味も感じられて甘さ控えめで美味しかった。
パンに塗ったりとかだけでなく、お料理にも合うような味なのかもなあ、なんて、スウェーデンに思いを馳せるのでした。



おまけ:


なんとしてもふわふわのスポンジ生地を成功させたかったスタッフが、後日お休みの日に再挑戦した結果の写真。

ふわふわ生地に成功しています!美味しそう!

 

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