
|前書き
バルト三国の真ん中に位置するラトビアにある、ピヌムパサウレ工房。
職人のペーテリウスさんと、奥様のロリタさんが中心となって、柳のかごを製作、販売しています。
首都リガにも店舗がありますが、そこから70km離れたミルズカルネという地域で主に製作しています。
ミルズカルネでは敷地内にゲストハウスを併設していると伺い、せっかくなので宿泊させていただくことにしました。
ラトビア旅行記[ 1 ]-ピヌムパサウレ ゲストハウス編- を読む
2024.6 ラトビア旅行記[ 3 ]
-リガ かご工房見学編-

3日目の朝も、来てくれていました。
今日はリガの工房に連れて行っていただきます。

リガに向かう前に寄ってくださったこちら。
お花屋さんか、雑貨屋さんかと思いながら、奥の建物に進みます。

まさかの魚の燻製屋さんでした。
身はふかふかでとても美味しそう。たくさん購入しました。


美味しいパン屋さんにも寄り道です。
「昨日作ったパンかごと同じ!」 嬉しくなっちゃいました。
ラトビア旅行記[ 2 ] -かご作りワークショップ編-を読む

車で1時間ほど走って、リガの工房に到着しました。


たくさんのカゴにドキドキ。
サイズも色もデザインもさまざま。

ここにもあそこにもかご、かご、かご!

見上げると色々な編み方のシーリングカバー。

作業場もちょこっと覗かせていただきました。

レザーハンドルの黒いヤナギのスタイリッシュなバスケット。

さてさてお待ちかねのお土産を選んでいきます。
2連か3連か悩んで、2連のものをお買い上げ。
キッチンに飾って、下の段には果物、上の段にはボールペンやマスキングテープなどを入れて使っています。

大きめの買い物かごも購入しました。
ご近所の大好きなパン屋さんに行く時に使っています。

ロリタさんがさっき購入した魚の燻製を、切って出してくれました。
優しい塩味と、ふかふかでプリッとした食感。
そして鼻に抜ける燻製のいい香り。
コーヒーとパンと一緒に食べて、ちょっとラトビアに染まった気分。
奥にいるのは、ロリタさんの可愛いお孫さんです。
たった2日間でしたが、ピヌム工房のカゴづくりを現地で見て、体験させていただいた貴重な機会となりました。
日本で大切にカゴを使うと、この素敵な日々が浮かびます。
またいつか、訪れる日まで。
