【個体購入】秋谷茂郎 切立リム皿 8寸 りんご釉

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6,600円(税込)

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秋谷茂郎 菊練り

秋谷茂郎 切立リム皿

焼き物のいい肌



「焼き物は土のときは柔らかい素材だけど、1200度以上の高温では硬く締まって焼き上げってくる。当然ろくろで手で伸ばしていたときの柔らかさというものは止まっているんだけど、もともとの土の柔らかいしっとりとした肌は残したい。」
器が自然で伸びやかなフォルムであるように、料理が盛られる内側をどれだけ優しく広げられるかを意識してろくろに向き合い、土を伸ばしていく。

秋谷茂郎 切立リム皿ろくろを回してできあがった器の造形はしっかりとしたアウトラインが際立ち、そこにりんごの木から作った灰釉を掛け、やがて焼き上がると柔らかな肌をまとった器が完成する。

秋谷茂郎 切立リム皿「焼き物をつくることは根気よく手間を惜しまず植物を育てるようなもの」という秋谷さん。柔らかさ、いい肌を残したいという思いで釉薬の研究にも余念がない。

秋谷茂郎 切立リム皿しっとりとしたマット調のものが好きという秋谷さんが考える「焼き物のいい肌」というのは、手触りや唇に触れたときの触感がしっとりとみずみずしさを残していることと言う。


秋谷茂郎 切立リム皿 りんご釉のかたち

秋谷茂郎 リム皿 りんご釉 拡大岩手県奥州市の果樹園からりんごの枝木を燃やした灰で釉薬を作っています。粉引(白い粘土)に掛かるりんご釉は、マットでありながら果実のようなみずみずしさでほんのり植物っぽさというか有機的な温かみを感じます。

秋谷茂郎 切立リム皿 青彩リム幅は約2.2cmで手で持ち上げやすく、テーブルで扱いやすい高さのお皿です。カレーやパスタなど汁気のある料理にも適した深さで、スプーンでたいへんすくいやすい縁の角度となっています。料理が盛り付けやすいほぼフラットな底面です。





りんご釉、青彩釉の器が並ぶと、そのコントラストはすぐに秋谷さんの作品とわかる、そんな秋谷茂郎さんの代名詞となっている伸びやかな器たち。まさにろくろを回しているときに土が勝手に伸びていく、素材が変化していくのを補佐している感覚からできるのだそう。そして岩手県奥州市のりんご農家さんとの出会いから見つけたりんごの枝木を焼いてつくった灰釉がやわらかく掛けられています。陶芸教室で釉薬について講義も行う秋谷さんですが、はじめの頃の焼き上がりはりんごの果肉を思わせるきれいな黄緑色だったという。それを何度も調合を繰り返していまのマット調のやわらかい白に焼き上がるようになり、釉薬だまりもなんだかりんごの蜜を思わせる、料理が盛られなくてもすでに美味しそうに見える器に仕上がっています。



秋谷茂郎(Shigeo Akiya)

1991年 高崎芸術短期大学専攻科陶芸修了 中山穣氏(群馬県)に師事
1997年 埼玉県三郷市にて独立
2000年 朝日現代クラフト展
2002年 日本クラフト展
2008年 日本クラフト展
2011年 東日本伝統工芸展
2016年 東日本伝統工芸展
2017年 東日本伝統工芸展

■商品名
秋谷茂郎 リム皿 8寸 りんご釉

■サイズ 約
直径24cm×高さ3.2cm
重さ:約630g
※ひとつひとつ手づくりですので個体差があります。

■素材
陶器
※食器洗浄機、電子レンジ、オーブン、冷凍庫使用不可

■生産地
埼玉県 三郷

■カラー・サイズ違いはこちら
秋谷茂郎 リム皿 7寸 りんご釉
7寸 りんご釉
秋谷茂郎 リム皿 7寸 青彩
7寸 青彩
秋谷茂郎 リム皿 8寸 青彩
8寸 青彩

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